本格的な料理を作ろう

調理器具の選び方を知る

食材に早く火が通る

まず確認したいのは、熱伝導率の高さです。
熱伝導率が高ければ、それだけ短時間で鍋やフライパンが温まり、食材に火が通りやすくなります。
逆に熱伝導率が低い鍋やフライパンだと、食材に火が通るまで時間が掛かり、調理がはかどらないと覚えておきましょう。
時間を短縮するためにも、熱伝導率が高い鍋やフライパンが必要です。

熱伝導率が高いことがわかったら、次は鍋やフライパンの重さとサイズに注目してください。
重たい鍋やフライパンを持って調理するのは大変ですし、家族の人数に合うサイズでなければ、ちょうど良い量の料理を作れなくなります。
それらの情報を詳しく把握するために、できるだけ鍋やフライパンは実際に見に行って選択してください。

コーティングを剥がさないように

最近は、底をコーティングしている鍋やフライパンが人気を集めています。
その理由は、コーティングがあることで食材が焦げ付くことを防げるからです。
食材が焦げ付くとおいしくありませんし、洗うのが大変になってしまいます。
面倒な手間が増えるので、コーティングされている鍋やフライパンを使い、スムーズに料理をしましょう。

ただコーティングは、乱暴に鍋やフライパンを扱うと剥がれます。
すぐに剥がれると、コーティングされている鍋やフライパンを買った意味がないので、優しく扱うことを心がけてください。
ポイントは金属製のヘラや菜箸を使わないことと、洗う時に強く擦ったり、タワシを使ったりしないことです。
これらを意識すると、何年も長持ちします。